総視聴再生時間43万分以上(2017年5月13日現在)の動画で基本情報技術者試験の過去問&キーワード解説!スキマ時間に動画!〜これじょIT〜

PR広告

平成30年度春 基本情報技術者試験午後 問7 システム戦略|合格率アップ!動画解説!

収益の検討に関する次の記述を読んで、設問1~3に答えよ。

 小規模な部品メーカであるR社は、部品Tだけを生産して大手機械メーカに販売している。

設問1

次の記述中の に入れる適切な答えを、解答群の中から選べ。

 利益計画を策定するために、部品Tの販売数について2通りの検討を行った。表1は、部品Tの販売数を1,000千個見込むケースXと、1,200千個見込むケースYについての収益検討表である。両ケースの、売上高に対する変動費の比率(以下、変動費率という)は等しく、固定費は同額である。

表1 収益検討表

ケース X Y
販売数(千個) 1,000 1,200
売上高(千円) 200,000 240,000
変動費(千円)
固定費(千円)
利益(千円) 16,000 26,000

 表1から、変動費率はa%、固定費はb千円である。よって、利益が0になる売上高(以下、損益分岐点売上高という)は、c千円となる。

 R社では、販売先から値下げ要求があることを想定して、販売数及び変動費を変えずに販売単価を下げた場合の値下げ率(値下げ額÷値下げ前の販売単価)と利益の計算を行った。利益がマイナスにならない最大の値下げ率は、ケースXではd%であり、ケースYではケースXe

a に関する解答群

  • ア 25
  • イ 40
  • ウ 60
  • エ 75
  • オ 80

b に関する解答群

  • ア 16,000
  • イ 34,000
  • ウ 64,000
  • エ 104,000
  • オ 134,000

c に関する解答群

  • ア 45,333
  • イ 64,000
  • ウ 85,333
  • エ 136,000
  • オ 256,000

d に関する解答群

  • ア 4
  • イ 8
  • ウ 10
  • エ 12
  • オ 16

e に関する解答群

  • ア と変わらない
  • イ よりも大きい
  • ウ よりも小さい

設問2

R社は、変動費と固定費の合計(以下、費用という)と売上高の関係を他の3社と比較して、分析した。その結果、変動費率はR社が他社と比べて最も高いことが分かった。売上高と費用の関係を示したグラフを、図1に示す。図1のグラフ①~④のうち、R社に該当するものを、解答群の中から選べ。

平成30年度春 基本情報技術者試験午後 過去問7

図1 4社の売上高と費用の関係を示したグラフ

解答群

  • ア ①
  • イ ②
  • ウ ③
  • エ ④

設問3

R社は、変動費率を下げる取組みを開始した。次の記述中の に入れる適切な答えを、解答群の中から選べ。

 R社は、固定費を変えずに変動費率だけを下げることによって、損益分岐点売上高をfこととした。そのために、g取組みを開始した。

f に関する解答群

  • ア 上げる
  • イ 下げる
  • ウ 0にする

g に関する解答群

  • ア 原材料の単価を下げる
  • イ 社員の給与を上げる
  • ウ 販売数を増やす
  • エ 販売単価を下げる

設問1 解説

表1収益検討表からケースXとケースYから変動費率(a)と固定費(b)を求めます。

表1 収益検討表

ケース X Y
販売数(千個) 1,000 1,200
売上高(千円) 200,000 240,000
変動費(千円)
固定費(千円)
利益(千円) 16,000 26,000

利益と売上高と費用は次のような関係があります。

利益 = 売上高 - 費用

費用 = 固定費 + 変動費 なので...

利益 = 売上高 - (固定費 + 変動費)

変動費率 = 変動費 / 売上高 → 変動費 = 変動費率 × 売上高 なので...

利益 = 売上高 - (固定費 + (変動費率 × 売上高))

ケースXの場合

売上高 200,000

利益 16,000

なので

16,000 = 200,000 - (固定費 + (変動費率 × 200,000)) ①

ケースYの場合

売上高 240,000

利益 26,000

なので

26,000 = 240,000 - (固定費 + (変動費率 × 240,000)) ②

この2つの式を整理します。

② - ①とすると

10,000 = 40,000 - 変動費率 × 40,000

変動費率 × 40,000 = 40,000 - 10,000

変動費率 × 40,000 = 30,000

変動費率 = 30,000 ÷ 40,000

変動費率 = 0.75

変動費率 = 75%

a には「エ 75」が入ります!

16,000 = 200,000 - (固定費 + (変動費率 × 200,000)) ①

変動費率 = 0.75なので

16,000 = 200,000 - (固定費 + (変動費率 × 200,000))

16,000 = 200,000 - (固定費 + (0.75 × 200,000))

固定費 + 150,000 = 200,000 - 16,000

固定費

= 184,000 - 150,000

= 34,000

b には「イ 34,000」がはいります!

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)

固定費 34,000

変動費率 0.75

なので...

損益分岐点売上高

= 34,000 ÷ (1 - 0.75)

= 34,000 ÷ 0.25

= 136,000

c には「エ 136,000」が入ります!

値下げ後の売上高 = 売上高 × (1 - 値下げ率)

値下げ後に利益がマイナスにならないければ良いので...

値下げ後の売上高 - 費用 ≧ 0 が成り立てば良いとなります。

整理すると

売上高 × (1 - 値下げ率) - 費用 ≧ 0

ケースXの場合

売上高 200,000

費用 150,000 + 34,000 = 184,000

売上高 × (1 - 値下げ率) - 費用 ≧ 0

200,000 × (1 - 値下げ率) - 184,000 ≧ 0

200,000 - 値下げ率 × 200,000 -184,000 ≧ 0

16,000 ≧ 値下げ率 × 200,000

16,000 ÷ 200,000 ≧ 値下げ率

0.08 ≧ 値下げ率

値下げ率は8%以下にするので...d には「イ 8」が入ります!

ケースYの場合

売上高 240,000

費用

= 変動費 + 固定費

= 変動費率 × 売上高 + 固定費

= 0.75 × 240,000 + 34,000

= 180,000 + 34000

= 214,000

売上高 × (1 - 値下げ率) - 費用 ≧ 0

240,000 × (1 - 値下げ率) - 214,000 ≧ 0

240,000 - 値下げ率 × 240,000 -214,000 ≧ 0

26,000 ≧ 値下げ率 × 240,000

26,000 ÷ 240,000 ≧ 値下げ率

0.108 ≧ 値下げ率

値下げ率はケースYの方がケースX「よりも大きく」なります。

eには「イ よりも大きく」がはいります!

設問2 解説

平成30年度春 基本情報技術者試験午後 過去問7

設問3 解説

固定費を下げずに変動費を下げるとどうなるのでしょうか?

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)

公式は上記の通りです。先の解答で...

損益分岐点売上高

= 34,000 ÷ (1 - 0.75)

= 34,000 ÷ 0.25

= 136,000

でした。変動費率が下がると(試しに0.5)

損益分岐点売上高

= 34,000 ÷ (1 - 0.5)

= 34,000 ÷ 0.5

= 68,000

損益分岐点売上高は「下がり」ます。

f には「イ 下げる」がはいります!

変動費率を下げるためには原材料などものを1つ作るたびにかかる費用を抑えます。

従って、e には「ア 原材料の単価を下げる」がはいります!

平成30年度春 基本情報技術者試験午後 過去問

平成30年度春 基本情報技術者試験午前 過去問

PR広告

フェイスブックコメント

平成28年度秋 基本情報技術者試験 午後 テキスト・動画解説

平成28年度秋 基本情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成28年度春 基本情報技術者試験 午後 テキスト・動画解説

平成28年度春 基本情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成27年度秋 基本情報技術者試験 午後 テキスト・動画解説

平成27年度春 基本情報技術者試験 午後 テキスト・動画解説

平成27年度春 基本情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成26年度秋 基本情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成26年度春 基本情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説